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椰月美智子BOOK展と白玉ぜんざい

2015年11月16日


「その青の、その先の、」

11月21日(土)に開催される小田原ブックマーケットに合わせて、
小田原在住の小説家・椰月美智子さんのBOOK展がConte(コンテ)で28日(土)までの一週間開かれます。
椰

そんな訳でコンテの店主・石塚さんからお借りした一冊が「その青の、その先の、」(2013年8月・幻冬舎)。
今でいうJKS(女子高生)の恋愛小説をおやじ世代が果たして読めるものかと恐る恐る読み始めました。
最初は超スローで100ページまでは、
『ふむふむ、今時の高校生は…』とか、『さて、この先どう展開していくのだろう?』と
不安げになりながらも、自分の高校時代や娘が高校生だった頃のことが、ストーリーとパラレルに間隔を維持しながら流れていくところに面白さを見つけました。それでいて何も邪魔しないのです。

間隔といえばもう一つ。恋愛小説にありがちな、主人公と自分を重ね合わせることない距離感、登場人物同士の距離など、すぐそばから、時に俯瞰するようにそれぞれのシーンをみているのです。
それでいて、会話や表現を越えた先にある思いや皆を繋いでいる温かいものが見えるような気になります。

〈登場人物像〉
小説を読むとその登場人物のイメージがストーリーの中で作られるはずです。
和田竜の「のぼうの城」は、かっこ良すぎる野村萬斎を除いてはほぼイメージ通りだったし、「村上海賊の娘」が映画になるなら主役は絶対杏だと思う!
しかし、この本「青の、…」の登場人物の全てに顔がないのが不思議なんです。それでいてほくそ笑んだ顔(表情)や横顔、涙をこらえる顔(というか見えない表情)が鮮明にイメージできるんです。

椰月さんの文章は、表された情景や思いを越え、人と人、心と心が繋がる領域で物語が展開しているのでしょう。
だから女子高生の恋愛小説がいとも容易く読めたのかもしれませんね。
※「これはあくまでも個人的な意見ですw」通販CMか?
ちなみに、落語家を目指す、主人公まひるの彼氏を通して噺がたくさん出てきますが、本人、結構な落語のファンとかで、柳家三三の公演にもよくいかれるとか・・・

conte.jpg

それより、椰月美智子BOOK展のチラシの一説を記した方が伝わるでしょうから引用します。

椰月美智子BOOK展
かわいい、ユーモア満載、時々ひどく恐ろしく、せつなくて、そして心底やさしい。瑞々しく繊細なタッチで、驚くほど多くの表情で私たちを魅力する椰月作品。その世界にどっぷりとはまってしまったクラフト作家たちが椰月ワールドを表現します。(コンテチラシより抜粋)

会期 11月21日〜28日 10時〜18時
会場 Conte(コンテ) 裁判所前
21日には、椰月美智子さんが在廊するそうです。

コンテ遠景椰本椰天井


<甘味摘み2>
かくれんぼの白玉ぜんざい、食べてきました。
かくれ

マスター手作りの餡も生姜のシフォンケーキも美味でした。
お試しを!
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